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働く時間と空間を整える(在宅勤務編)
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皆さんこんにちは。W.Tです!
私は2020年11月にmonomodeに入社しました。入社した1ヶ月後には新型コロナウイルスの拡大により、弊社も一時的に在宅勤務体制に切り替わりました。
世間の働き方としても、デジタル業界の方々は特にテレワークが当たり前になりつつある昨今の情勢ですが、在宅勤務の場合は、ある程度自分で働く空間を整えなければなりません。
今回は「働く時間と空間を整える」というテーマで、今までの経験で培った時間や空間を整えるポイントや、おすすめのアイテムの紹介をしていきます。
自宅で働くということ
皆さんの家の間取りは1ルームでしょうか。1LDKでしょうか。はたまた2LDK、さらには1軒屋にお住まいの方もいるかもしれません。
そして、一人暮らしの方や実家に住んでいる方、カップルや夫婦で暮らしている方、お子さんのいる方など様々な家庭の環境で暮らしているかと思います。
また、今まで家で仕事やPC作業をしていなかった方であれば、そもそもの働く空間つくりから始めることになると思います。
そもそも、在宅勤務と会社勤務では、何が変わってくるのでしょうか?
在宅勤務と会社勤務の違い
在宅勤務と会社勤務の違いを簡単に箇条書きにしてみました。
- 自身の暮らしの空間で働く
- 1人の空間で仕事をする
- コミュニケーションは、チャットかリモート会議か電話
- 通勤がない(運動量が減る)
他にも細かい違いはあると思います。
今回はこの中でも上2つ「自身の暮らしの空間で働く」と「1人の空間で仕事をする」について執筆します。
自身の暮らしの空間で働く
在宅勤務に切り替わるとまず、私たちは今まで出社時間以外の生活をしていた空間で働くことになります。
すでに自宅でも仕事環境が整っている方もいらっしゃるとは思いますが、会社員として働いてきた方であれば暮らしの中に仕事場を作ることに抵抗があったり、そもそも仕事場にする空間すら無い方もいらっしゃると思います。
しかし、在宅勤務をはじめるのであれば、場所はしっかりと確保することが大切です。そして、キーボードやマウスを使った作業が多いのであれば、デスクとチェアは最低限準備したほうがよいでしょう。
私が学生だった頃、こたつに入りながら座椅子でパソコンを触っていた時期があったのですが、長時間座っているとやはり腰や背中、お尻が痛くなり、健康的に良くないなと感じていました。
社会人になり、デスクとチェアを新調したところ、この悩みはなくなりました。
重要なポイントとしては、その空間で自分がどういった作業をするのかを考えること。必要となる作業空間にあわせて幅広のデスクにするのか、奥行きのあるデスクにするのか、どういった座り心地のチェアにするかなど、「暮らしの空間で働くイメージ」を持ちながら家具を選定することです。
デスクについて
私のデスクのおすすめとしては、「ニトリの組み合わせデスク」です。
このデスクは自身で好みの足の種類と天板を選べます。自身の暮らしの空間に合うサイズを選びやすく、また足の長さも体のサイズに合わせて選ぶことができます。
また、天板の重量もそれなりにあるので、少しの力でガタついたり、動いてしまうこともありません。邪魔になれば足を取ってしまうこともできますし、価格もリーズナブルなのでおすすめです。
ちなみに私はモニターを2枚並べていることもあり、幅140cmの天板を使用しています。
足元に引き出しもほしいよ!という方には、無印良品のポリプロピレンケースがおすすめです。
私は別々のタイプの引き出しを3段重ねて使っています。
こちらも価格がリーズナブルで自分の好きなタイプの引き出しを選んで組み合わせることができます。別売りのキャスターを買うことで、掃除のときの移動も楽々ですよ。
チェアについて
チェアは人それぞれですが、個人的にあまり安いものはおすすめできません。
1日の3分の1はチェアの上で暮らすことになります。時間でいうと8時間は座ることになるでしょう。そう考えると、前述したように、自身の体の健康のためには、体にやさしいチェアにすることが一番良いと思います。
私はニトリで買った「クエト」というチェアを使用しています。
大体2年位は使ったと思いますが、まだ全然ガタつきもなければ使用感も問題ないです。
しかしこの業界には上には上があるというもの。
今年買うかはわかりませんが、そのうちチェアも買い換える予定で、巷でかなりおすすめされているエルゴヒューマンのチェアが気になっています。
デスクワークがメインであるこの業界において、ベッドにお金をかけるのと同じくらいチェアにもお金をかえてもいいのかなと私は思っています。
1人の空間で仕事をする
会社勤務の時は周囲に同じ会社のスタッフが働いていますが、在宅になった途端、1人の空間で仕事をすることになります。
今までは周りの人の動きを見ながら「ああ、お昼の時間だな」とか、「会議の時間だ」など、視覚的に物事を把握することができました。周囲の人が働いている姿を見たり、声を聞いたりすることで集中力があがる場合もあったと思います。
しかし1人の空間で仕事をするとなると、一日の動きを自分自身を管理しなければなりません。また、モチベーションの維持も重要なポイントとなっていきます。
その中でも今回は、「時間の管理」について話します。
時間の管理
まず、管理する時間の対象としては「作業時間」と「会話の時間」です。
人やチームよってやりやすい方法は違うためあくまで一例ですが、私が実践している「Googleカレンダーを使った時間管理」方法をご紹介します。
下部の例のように会議の時間と作業時間、それぞれをカレンダー上で押さえるようにします。
また、他の人がカレンダーを見たときにもわかりやすいように、作業スケジュールは「(作業)◯◯タスク」のように命名ルールを統一しておきます。
また、個人の時間管理として、カラーの使い方も重要です。
私は作業時間と会議の時間を色分けしています。Googleカレンダーの場合、スケジュールの登録は非常に簡単なのですが、1色のみで区別するのは見出しの文章を逐一確認しなければならず、非常に見づらいです。
特に在宅勤務の場合は、他のメンバーの予定を確認したい場合の手段が限られているため、このように視覚的にすぐわかるようにしておくだけで、お互いの動きを把握し、連携しやすくなると思います。
また、この手法の副産物として、自分の一日のタスクボリュームを把握することにも繋がります。「この作業は2時間で終えるようにしよう」と決めておくことで、集中力を保つ効果も。
人の集中力は、長くても90分くらいが限界と言われています。60分〜90分で作業を一度切り上げられるようなスケジューリングを行うことも、一人の空間で集中力・モチベーションを保ちながら作業することにおいて重要なポイントになります。
さいごに
今回は自分自身で実践できる在宅勤務におけるライフハックを紹介しました。
自身が制作する上での環境をしっかりと整備し、健康に集中力高く作業することは、一緒に働くチームメンバーや制作を依頼されてきたお客さまのためにも必要なことだと考えています。
今回は個人でできる範囲のことになりましたが、一人ひとりが自身の暮らしに合う“働く空間作り”ができる手助けになれば幸いです。
ではでは!