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スマホの次? 今話題のメタバースとは

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仮想空間

こんにちはこんにちは、真田@OculusQuest2オーナーです。
なかなかやる時間なくてユーザーじゃなくなってます。

米Facebook社が社名変更して「Meta」になりましたね。
// いろいろ内部告発で炎上中に大変そうです…

出典:The Facebook Company Is Now Meta | Meta]

Facebookの他にも様々なサービスを運営している同社としては、Facebookという名前はもう会社全体を表すにふさわしくないという判断のようです。

巨大IT4社を表す「GAFA」は「GAMA」になるんでしょうかね、
でもそれを言うとGoogleの持株会社はAlphabetですし、Microsoftはなんで入ってないんだっけ、ってなりますし。

さて、そのMeta社のザッカーバーグ氏が今回改めて掲げたのが「メタバースファースト」でした。

メタバースとは何か

メタバース(metaverse)はmetaとuniverseの合成語で、元々は1992年の小説『スノウ・クラッシュ』に登場するインターネット上の仮想世界のことです。転じて、コンピューターが作り出す仮想空間やそのサービス全般を指すようになりました。利用者は自分自身を表すキャラクター(アバター)で仮想空間内を移動したり、出会った人と会話したり、コンテンツを利用することができます。

(分かる人には)わかりやすく言うと、映画「サマーウォーズ」に出てきた仮想空間OZの世界がメタバースそのものです。

出典:https://www.pixiv.co.jp/news/press-release/article/7259/

コロナ禍の在宅需要で注目されてきていた技術ですが、今回のFacebookの社名変更で一気に認知度が上がりました。

主なメタバース的サービス

メタバースという言葉が使われるようになる前から、仮想空間を利用したサービスは結構あります。

セカンドライフ

こういった仮想空間モノといえばまずはセカンドライフを思い出します。サービス開始は2003年。一時は世界的なブームになりましたが、サーバー環境や通信環境、端末のスペックなどが圧倒的に追いついていなかったため、いつのまにかブームは去っていきました(でも今もやっていてびっくりです)。

フォートナイト

フォートナイトは基本的にはバトルロイヤル・シューティングゲームですが、ライブや映画鑑賞などができるモードが追加され、よりメタバースとして進化しました。
2020年8月には米津玄師がフォートナイト内でイベントを開催して日本でも話題になりました。

Roblox

日本ではまだあまり知名度はありませんが、海外の子どもたちを中心に人気のゲームプラットフォームで、アメリカでは16歳未満のすべての子供たちの半数以上がプレイしていると言われています。
サービス内で自分でゲームを開発して販売したり、他のユーザーが作ったゲームをプレイすることができます。

その他、「あつまれ どうぶつの森」なんかもメタバースと言えるのかな…というところですね。

厳密な定義は難しいのですが、この辺の定義やルールづくりには経産省も乗り出しているようです。

「スマホの次」として定着するか

これまでの話から、つまりVRゴーグルで体験する3Dゲームやエンターテイメントを想像してしまうかもしれません。

ですが、Facebook(当時)は8月にVR会議システム(Horizon Workrooms)をリリースしていますし、ザッカーバーグも「メタバースはモバイルインターネットの後継プラットフォームになると信じている」と言っているように、ビジネスや日常での利用が進んでいくと思われます。

例えば企業が自社のウェブサイトを作ることが当然とされているように、仮想空間にも企業ブースのようなもの(もしくは会社そのもの)を作ったり、ECショップを出店することが当たり前になってくるかもしれません。

社員は仮想空間内の会社に出社し、お客様もそこに訪ねてきて打ち合わせする、とか。
写真を元にしたリアルなアバターを作成して、衣服やメガネなどを仮想空間内で試着してそのまま購入とか。

とはいえ、本格的に実現するには10~15年かかると言われていますし、まだいくつかの技術的ブレイクスルーが必要な気がします。

少なくともデジタル・クリエイティブ領域の人間としては、キャッチアップし続けないといけない話題であることは確かと言えそうです。

 

P.S. 個人的にはとりあえず「Grand Theft Auto: San Andreas」のOculusQuest版が開発中らしいのでチョー楽しみにしています🚗🚓🔫

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