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ロゴリニューアルのアレコレ
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ロゴってとっても大事!そしてリニューアルはとっても大変!
ロゴは会社の顔です。
たった3cm×3cm程度で表現可能なロゴが、売り上げを大きく変えることなんて日常茶飯事です。
ロゴひとつでどれだけの違いが出来るのか、実際に体感して頂くのが1番かと思います。
あなたはどちらの商品を買いますか
[アパレル業の場合]
30代女性向けブランドの、Tシャツ表面・右下あたりにロゴが印刷されているとします。
機能はどちらも変わらず、違いは「ロゴのみ」。
子ども向けであれば右も、まだあり得るものの、30代女性であればほとんどの方が左を選ぶかと思います。
上記例は大げさではありますが、ロゴによる売り上げの変化は日常的に存在するということです。
あなたはどちらに仕事を依頼しますか
[リース会社の場合]
コピー複合機をオフィスに設置するとします。
どちらも条件に差はないものとした時、どちらと契約したいと思うでしょうか。
どちらも駄目、というわけではないですが、リース商品を長期的に契約し、サポートを受けていくのであれば左に頼みたい人が多いのではないでしょうか。
これは、ロゴによって信頼度や安心感が変わることを表しています。
少しの差が大きな差になる
社員数200名の企業で、社員一人あたり平均200枚/年の名刺を使用すると仮定すると、実に4万枚の名刺が一目につくことになります。
そのほかにも、CMを流す場合は4万枚どころではないのはもちろん、ポスター・封筒・WEBサイトに使用すると考えると、ロゴの重要度は計り知れません。
以下のサンプルロゴは「左が明るい色」「右がくすんだ色」なのですが、ぱっと見は差が分からないものの、多くの一目に付く機会を考えるとその蓄積された差は大きなものになるはずです。
どちらも用途によってメリット、デメリットがあるかと思いますが、ロゴを作る際はこのような細かい部分もこだわった方が良いかもしれません。
だからこそロゴリニューアルは大きな力を持つ
ロゴリニューアルが大きなメリットを持つ場合があります。
なんとなく古くなったからリニューアルしたい、というのも良いことだとは思いますが、例えば「設立40年、当初は公共の土建業が中心だったが、最近はソーラーパネルなどのエコ商材が中心だ」という企業であれば、当初のコンセプトと現在のコンセプトに大きな差異がある場合が多いため、ロゴリニューアルが大きな意義を持つようになる。
左は少々古くさく、老舗企業であれば信頼感のあるものであるものの、なかなかBtoC向きではないため、主軸を一般顧客向け商材にする際は、右のようなテイストに変更することによって良い効果が期待できる。
だけれどロゴリニューアルはとっても大変、これから起業する方はロゴ制作はケチらない方がいい!?
例えば・・・
起業時は資金がなく、ロゴにあまりお金をかけれなかったため、なかなかダサいものに。。。
今は少し資金にも余裕があるからロゴをリニューアルしたい!
だけれど、飲食店12店舗、支社3社、関連サイト5サイト、名刺3種類の社員数150名、ノベルティやポスター多数、
ロゴを変えると膨大な印刷のし直しや、デザイン発注などでロゴ制作費用どころの話ではない!なんてことにも。
ただ、それだけ変更による効果が期待できる機会が増える。
ロゴひとつで変わること
・世間からの印象
・求職者から見た印象
・社員のモチベーションや意識、ベクトル
・購買意欲
・信用度、信頼感、安心感
・満足度、期待度
など
ロゴは運用することで力を増す!
ロゴは使えば使う程にレベルアップするRPGのようなものです。
というのも「見たことある!!」というのは、何よりも大きな信用度UPに繋がるからです。
ですので、可能な限り一目につくように運用することが重要になってきます。
以下に使用できる主な媒体を上げておきます。
名刺
まずは名刺ですよね。
社員数やスタッフの多い企業・店舗の場合は結構な出費になってしまうかもしれません。
パンフレット・リーフレット・会社案内・メニュー表・ポスター 等
常設のパンフや会社案内などをお持ちであれば、そちらも合わせてリニューアルすることになりそうです。
看板
名刺と同じくらい重要ですよね。
支社や支店がある場合は、結構な費用になってしまいそうです。。。
WEBサイト
お持ちのWEBサイトのヘッダー等で使用しているものはもちろん、
関連サイトで使用しているロゴや、何らかのスポンサー等になっている場合はそちらのロゴなども。
ニュースリリース・お知らせ・郵便物など
ロゴを変更したことを周知してもらうために、サイトでの報告や、
取引先へのメール・郵便物等でのお知らせなどが必要かもしれません。
見積書などの書類関連・封筒 など
書類にロゴを使用している場合は、それらの変更が必要になります。
また、せっかくロゴをリニューアルしたので、今までテキストで打ち込んでいた会社名をロゴに変更するのも良いかもしれません。
判子
業務で使用している判子の社名部分をロゴにするのも良いかもしれません。
ロゴのみの判子であれば、色々な箇所に使えそうです。
制服・作業着・バッヂ・帽子など
指定の服装がある業種の場合、制服や作業着、もしくはバッヂ・帽子などにロゴを使用することで、一目でその会社のスタッフだと認識してもらうことができる上、一体感も生まれます。
SNS・ブログなど
会社(もしくは店)で運用する Twitter / Facebook / ブログ などをお持ちであれば、それぞれのプロフィール画像やメインヴィジュアルなどで使用することができます。
支援先など
スポーツチームのスポンサーなどをしている場合は、それら団体に変更依頼をかけなければなりません。
こちらに関しては、すぐに変更することが出来ない場合も多そうです。
ノベルティ(クリアファイル・ペン・メモ帳) など
結構、自社のロゴ入りのクリアファイルを使用している企業さんも多いですよね。
その他にも、ロゴ入りのボールペンや、メモ帳なども。
箸袋・コースター・レシート・手提げ袋・段ボール など
お店の場合、消耗品にロゴがはいっていることが多いですよね。
それらも一括で変更しなければなりません。
食器・スプーン・フォーク など
飲食店であれば、食器などにロゴをいれるお店も多くあります。
チェーン店だとかであれば、もしかするとここの費用が1番かさむ可能性も。。。
商標登録
ロゴを作った際は、商標登録にかけることが出来ます。
社名やロゴの形状によっては登録不可なものもありますが、今後の事業展開等によってはとっておいて損にはならないでしょう。
最後に、1番大事なのはデザイナー選び
結構「知り合いだから」だとか、「付き合いがあるから」という理由でデザイナーを選択する方も多いかと思います。
ふだんの名刺やパンフレット等であれば何も問題ないとは思うのですが、ロゴは色々と調べて自分にあったデザイナーを見つけるのが良いかと思います。
ただ、デザイナーってどう見つけたら良いの?と思われる方も多いかと思います。
その場合は、地元の代理店や制作会社に依頼し「会社のイメージに合ったデザイナーにロゴを依頼したい」と相談してみるのが良いかもしれません。
僕にお任せ頂くことも可能ですよ!!!!!
では!!!