公開日:
「良質コンテンツ」を作るために検索の仕組みを確認しよう
この記事の目次(クリックで項目へジャンプします)
みなさんこんにちは!eriyです。
最近、よく聞くようになってきた「良質なコンテンツ」、「ユーザーをみて情報を提供しましょう」という言葉。
でも、どうしたら「良質」なコンテンツがつくれるの?
そもそも「良質」って何??
「ユーザーをみる」ってどういうこと??
なんて思いませんか? (私は思った!)
そのお悩みを解決するために、Googleの検索結果にWEBサイトが掲載されるまで、つまりは「検索エンジンの基本的な動き」を、改めて大まかに確認していきましょう。
そもそもGoogle検索ってどんなことをしてくれるの?
簡単に例えるなら、検索エンジンとは、「WEBサイト」と「閲覧者(ユーザー)」を繋いでくれる「ホテルのコンシェルジュ」みたいな存在と言えるでしょう。
例えば、あなたがホテルの宿泊客で「3つ星レストランを予約したい」とリクエストを言ったとしましょう。
きっとコンシェルジュは、複数のレストランをピックアップしてくれます。
細かく尋ねることなく、あなたにとって最適なシチュエーションや場所と思われるレストランを。
それって「ユーザーが入力したキーワードに応じて、サイトを探してリストアップしてくれる」検索とそっくりですよね。
サイトの良さはどこ?
コンシェルジュからお勧めされて、来店するお客様。
しかし、お店を訪れるお客様は、コンシェルジュの紹介された人たちだけではありません。
口コミで来てくれる人、たまたま見かけて気になったから入って来た人など、来店方法は様々です。
その人たちは、なぜお店に来てくれたのでしょう?
答えは簡単!
その人にとって「魅力的なお店」だったからです。
他のお店と比べて、何が良かった?
内装、外装などの見た目?
豊富なメニュー?
美味しそうな写真?
それはWEBサイトも同じで、同業他社のサイトより何かが魅力的だったから、サイトを訪れ、たくさんのページを見てくれるのです。
魅力的なレストランであれば、コンシェルジュには、自然と噂という形で情報が届くことでしょう。
ただし、どんなに素敵なお店でも要望にそぐわなければ、お勧めはしてもらえません。
評判が良い立ち食い蕎麦屋さんでも、プロポーズするために素敵なレストランを探している人には、きっと紹介されないことでしょう。
「Googleではなく、ユーザーを見てサイトを作りましょう」と言われる理由はそこにあります。
検索エンジンに、自分のサイトを知ってもらうために
そもそも、あの検索結果ってどうやって出ているのでしょう。
簡単に言うと「お店があることを知って、それがどんなお店なのか分析&理解して、お客様のリクエストに最適だったら提案」しているのです。
WEBっぽく言うと「Crawlingして、IndexingしてRankingしてる!」となります。
・Crawling
ページを取得したり、いつ更新されたのかなども確認したり、さらには優先度の高いページはどこかも確認します。
そして、どのあたりのページが重要かを考え、優先度をつけてクロールします。
・Indexing
クロールしたページをコンテンツやリンクを分析し、理解します。
・Ranking
文脈や関連性などを考え、検索キーワードに1番マッチすると思われるサイトを表示しています。
ここからわかるように、コンシェルジュに情報が伝わっていて、お客様の要望に最適と思われるサイトであれば、お勧めしてもらえるのです。
Googleの考え
「良質なコンテンツ」についてGoogleはWEBマスター向け公式ブログの中で定義をしています。
読むのがめんどくさい!というあなたは、ポイントはページ中盤の25項目のリストでだけでも目を通すと良いでしょう◎
結局「良質」って何なの?
ユーザーにとって
・欲しい情報をすぐに手に入ること
・その情報が、誰がみても、正しい情報であること
でしょうか。
もっと簡単に言うなら「ユーザーにとってメリットがある」ことでしょうか。
そう「良質」の主語はあくまでも「ユーザー」なのです。
とはいえ、コンシェルジュに正しく情報が伝わらないと、結局おすすめしてもらえないことも確か。
その方法は、またいずれ。