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GoogleとYahooの変遷をたどってみた!
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現在は検索といえばGoogle一強になり、Yahooに全盛期のような勢いはありませんが、少し前まで検索といえばYahooが一般的でした。
認識している限りでは、Yahooが検索エンジンをGoogleにしてからその勢いは急速に失速していったような気がしていたのですが、改めて調べなおしてみると、ちょっと認識違っていたことがあったな…と思いましたので、Yahoo! JAPANとGoogleの画面の変遷とともにちょっとまとめてみました。
ヤフーとヤフージャパンは違う?
前提として、YahooとYahoo! JAPANは別物です。wikiぺディアでYahooを調べてみると
1994年、スタンフォード大学の楊致遠(ジェリー・ヤン)とデビッド・ファイロによってウェブディレクトリとして始められた。
とあります。1996年4月にはNASDAQで株式を公開、ほぼ同時期に、Yahoo! JAPANのサービス開始、現在は、アメリカYahoo!とは独立した事業運営をしているそうです。各サイトにアクセスしてみると現在こんな感じでした。
見た目全然違う!!そして、この2つ…採用している検索エンジンも違うんです。YahooはBing、Yahoo! JAPANはGoogle。
われわれは、日本人なので、馴染み深いのはYahoo! JAPANってことで、今回はYahoo! JAPAN(以下Yahooと省略させてもらいます)の方だけ見ていきます。
WayBackMachineでYahooとGoogleのインターフェイスを時代毎に比較していきます。
90年代後半
Yahooはまだウェブディレクトリのサイトとして、検索だけではなくウェブサイトに不慣れな人でもキーワードから検索のアシストをしてくれるような仕組みになっていたようですね。それに対して、Googleは出だしから検索サイトとしてほぼ完成されてますね。
2000年代前半
Yahooが大きく変わりました。トピックスやニュースなど発信する情報が増え、ウェブディレクトリからポータルサイトに変貌しました。Googleはimage検索などカテゴリごとに検索できるタブが追加されました。今振り返ると2000年代前半が一番Googleのインターフェースっぽくないですね。
2000年代後半
Yahooは2002年以降に力を入れ始めたインターネット広告が、2006年にはラジオや雑誌を抜いたこともあり、サイト上でも広告を全面に押し出すようになっています。この段階でポータルサイトとして完成形になるとともに、次第にSNSやスマートフォンに役割を取られていくようになっていきます。
一方、Googleは変わらず検索サイトとして追求するとともに、MapsやGmailなどのサービスも増えてきました。インターフェイスもここで完成された感じもします。
2010年代前半
2010年以降、シンプルなインターフェイスの追求に拍車がかかります。まだ情報を削ぎ落とすことができたんだ!と感心。
2010年代後半
ほぼ変わりませんが、2015年ロゴが変更になり今っぽい感じに。
現在
そして、現在ですがこんな感じ。Yahooは立ち位置が微妙なことになり、サイトの大きなリニューアルもないですが、90年代後半から2000年代に置いては我々を導いてくれた存在でした(感謝)。そして今回気づいたのはYahooは検索サイトでは無くポータルサイトだったんだ〜ということ、だから検索エンジンを自前にこだわらなかったんだね〜と分かったり。Yahooは今後はどうなるんでしょう?
Googleは検索というかWebを牽引する存在になっていますが、立ち上げ当初から一貫したブレない姿勢は、言葉で表さなくてもヒシヒシとインターフェイスやサービスから伝わってくるのは本当にすごいと改めて思いました。
今回は検索結果については何も述べていませんが、それはまたの機会に。ディレクターの前田でした。
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