公開日:2015.01.05
更新日:
ファストファッションとハイブランドのWEBデザイン比べ
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日々、生活している中にもデザインは多くのものを占めますよね。WEBサイトのみならず建築やファッション、何気なく立ち読みする雑誌にもデザインのエッセンスが散りばめられています。毎日着る洋服にもデザインが施され、WEB上でそれぞれのブランドが世界観を表現しています。
そこで今回はファッションの中でもコレクションブランドと呼ばれるハイクラスの国内ブランドとファストファッションのブランドのWEBサイトを比べて見ました!
ブランド毎の違いなども面白いですよ。
国内コレクションブランドのWEBデザイン
yohji yamamoto (ヨウジヤマモト)
via?http://www.yohjiyamamoto.co.jp/yy/
80年代に「黒の衝撃」と称されコムデギャルソンと共に世界のファッション業界に多大な影響を与えたヨウジヤマモト。
サイトは大きなビジュアルとシンプルなナビゲーションのみで全面にビジュアルを映し出しています。そしてこの「yohji yamamoto」のロゴはデザイナーの直筆だとか。ちなみに娘がデザイナーを務めるブランドはlimifeu。
COMME des GARCONS (コムデギャルソン)
via?http://www.comme-des-garcons.com/
80年代にヨウジヤマモトと共に世界のファッション界に衝撃を与えたブランド。ヨウジヤマモトとコムデギャルソンは黒を多く使うことで有名ですが、当時は黒といえば葬式などにしか着ない色。ファッションに取り入れるような色ではありませんでしたが既成概念を壊したファッションで世界に名を轟かせました。
WEBの方はというと、サイトを開いた途端全面にサークルのモチーフが表示され一見なんのサイトなんだ!と思うような画面が。笑
前衛的な表現をし続けるコムデギャルソンらしいWEBサイト、という感じでしょうか。中へ進むと今シーズンブランドがピックアップするアーティストの作品が登場。ユーザビリティなどは考えないブランドらしさを全面に打ち出したサイトですね。
sacai (サカイ)
「日常の上に成り立つデザイン」をブランドコンセプトに掲げるsacai。
こちらもディスプレイいっぱいに表示されるビジュアルでシンプルなブランドの雰囲気も伝わるサイトです。デザイナーが育児をしながら5型のみでコレクションをスタートさせたみたいです。ん?パワフル。
KENZO(ケンゾー)
高田賢三が1970年に発表したブランド。シンプルながらもブランドのカラーが表現されているWEBサイトですね。
beautiful people(ビューティフルピープル)
via?http://www.beautiful-people.jp/
“ブランドが行うすべての活動は「デザインすること」である”というコンセプトを掲げ4人のデザイナーによって展開されるブランド。WEBデザインはとてもシンプルなだけにアイテムにしっかりと視線が行きます。見やすいなあ、という印象です。
ANREALAGE(アンリアレイジ)
デザイナー森永邦彦によるブランド。昨年パリコレデビューを果たしファッション業界のみならず、様々なデザイン業界を沸かせた話題のブランドです。Perfumeのプロジェクションマッピングなどでも有名なライゾマティクスとのコラボレーションでも話題になりました。最近では進撃の巨人ともコラボしていますね。
WEBサイトはとっても縦に長い。どこまでスクロールすればいいんだというくらいの長さです。サイトよりも服を見てくれという感じでしょうか。笑 ちなみにブランド名の由来は「A REAL」日常、「UN REAL」非日常、「AGE」時代を合わせた造語とのこと。
ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
via?http://www.isseymiyake.com/
ISSEY MIYAKE。メインビジュアルの下にはISSEY MIYAKEのブランドが並ぶ。ページは各カテゴリー毎に分かれていて見やすい。ご紹介したブランドの中では企業サイト感が出ています。
ファストファッションのWEBデザイン
uniqlo (ユニクロ)
via http://www.uniqlo.com/jp/?
ユニクロのWEBサイトは非常に見やすいですね。ナビゲーションも見やすいですし、メインビジュアルに映し出されるアイテムもどんな商品で幾らなのかが分かりやすい。コレクションブランドのサイトにはない要素ではないでしょうか。商品を訴求する要素が強く感じられます。
しまむら
via?http://www.shimamura.gr.jp/shimamura/
ファストファッションブランド?のしまむら。サイトの印象はとてもカジュアルです。ユニクロとはまた違ったイメージでなんともしまむららしい雰囲気のサイト。 アイテムに設置された下層ページはそれぞれが独立したデザインでティーン向け女性誌のページみたいなテイストでした。
ZARA(ザラ)
ファストファッションで最も高い売上を誇るZARA。ユニクロと比べてスッキリとしたイメージです。サイトのカラーも無彩色を中心に使い、写真が際立つような印象です。ちなみにZARAはスペインのブランド。なんか海外ブランドのサイトかっこいい・・・。
H&M(エイチアンドエム)
スウェーデンが発祥のH&M。ZARAに続く売上を誇ります。コチラもシンプルなサイト設計で写真もすごくキレイです。やっぱり海外はオシャレ?。
いかがでしたでしょうか。今回は国内のコレクションブランドとファストファッションブランドのサイトを見比べてみました。ファストファッションの中でも国内と海外では雰囲気が全然違いましたね。コレクションブランドはビジュアルを最重視しているような印象。商品やブランドのイメージを伝えるようなWEBサイトが多かったです。
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