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iPhoneXの登場!iPhoneの歴史振り返り!(前編)

はじめまして。横山です。

ついにiPhoneXが発売されましたね。情報はすでにチェックされましたでしょうか。iPhoneが登場から今年で10年という節目の年なんですよね。去年の2016年時点で、iPhoneの総販売数が“10億台突破”となりました。ハリーポッターシリーズの書籍が4億5000万部の販売ですので、その倍以上の販売数です。世界で最も愛されているプロダクトになったと言っても過言ではありません。この10年でどのように進化して、こんなに世間に普及したのでしょうか。

 

iPhoneのこれまでの歴史をおさらい。

 

初代iPhone(2007年)

http://numrush.nl/2017/01/09/tien-jaar-iphone/より参照

2007年1月9日に “MacWorld Expo 2007″で発表。

同年、6月29日の発売(日本未発売)。

 

伝説爆誕。

電話・メールなど基本的な携帯電話機能の他に、オーディオプレイヤー(ipod)の機能がプラス。全面タッチパネル。ガラケーでは考えられないQWERTYキーボード。(QWERTYキーボードは、PCのキーボードをイメージしてください)全てが革新的。iPhoneはここから始まりました。

 

ちなみに同年、2007年のドコモの携帯販売ランキング上位三機種はこちら。

 

1位:FOMAらくらくホンⅢ

2位:SH904i

3位:F904i

 

らくらくホンすごい売れてますね!この英数字で構成された名前もなんだか懐かしいです。僕もSH904i使ってました。

http://k-cle.jp/Information/invite/LDP/SH904i.htmより参照

SH904i

 

周りの人も使っている人が多かった印象です。

2007年はガラケー最盛期。

携帯電話の概念をぶち壊したiPhone登場、、、、すごすぎます!!

 

 

iPhone3G(2008年)

https://www.dobreprogramy.pl/Remix/Huawei-P9-geneza,76616.htmlより参照

2008年6月8日に”WWDC 2008″で発表。

同年、7月11日に日本含む世界22カ国で発売。

 

「1国1キャリア」の方針のApple。日本では、Softbankが選ばれ販売となりました。日本では発売後1週間で約100万台販売されたとされています。このiPhone3Gでは、お馴染みのAppStoreが導入されアプリケーションもダウンロードできるように。また、GPSを初めて搭載しました。位置情報を確認できるようになったのは、iPhone3Gが最初なんですね。

 

ちなみに僕が初めてiPhoneを手にしたのはこのモデル。予備校生のとき。勉強そっちのけでショップに並んで購入しました。ガジェオタの予備校仲間もiPhoneをゲットしており、二人でダウンロードしたストリートファイターを興奮しながらやっていました。

 

僕「波動拳!!!!すげええええ」

予備校仲間「昇竜拳むっっず、、、、」

 

確かこんな感じだったと思います。ネットワーク対戦なるものがあり、ひたすら二人で対戦していました。(両者、志望校には受かりませんでした。)

 

興奮するのも当然!現在は、3Dのスマホゲームなんて当たり前の時代ですが、ガラケーは「糸通し」が限界。セガサターンでバーチャファイターを初めてプレイした興奮と似たものがありました。

話が脱線してしまいました。すいません。

 

iPhone3GS(2009年)

2009年6月9日に”WWDC 2009″で発表。

同年、6月26日に発売。

 

見た目は、iPhone3Gとほぼ変わらず。動画撮影が可能に。今までは、写真撮影オンリーでした。iPhone3Gと比べバッテリー寿命が伸び、処理速度も2倍に。

 

音声コントロールも追加。※音声コントロールはSiriとは違います。

音声コントロール:iPhone端末の中の情報を参照してくれる機能
Siri:インターネット上で情報を参照してくれる機能

という感じです。(SiriはiPhone4Sで初めて機能として追加されます。)

 

iPhone4(2010年)

https://www.macrumors.com/2017/07/21/wisconsin-resident-iphone-fire-lawsuit/より参照

2010年6月7日に”WWDC 2010″で発表。

同年、6月24日に発売。

 

フロントカメラが追加。自撮りし放題に。本体デザインも丸みを帯びていたものから、スクエア型に変更され背面の素材としてもポリカーボネートから強化ガラスへ。防御力UP。(※ポリカーボネートは、耐衝撃性・耐熱性に優れたプラスチック素材で軽い。)

 

重さ 135g(iPhone3GS) → 137g(iPhone4)  +2g

プラスチックからガラスになったのにそんなに重さが変わってないのはiPhone3GSと比べ、厚みを抑えたから。

厚み 12.3mm(iPhone3GS) → 9.3mm(iPhone4)  −3mm

この3mm厚さを抑えたのはすごいですよね。技術の賜物。

 

あとは、高解像度であるRetinaディスプレイ採用。

どれくらいの綺麗さかというとiPhone3GSの4倍の綺麗さ。

 

iPhone4S(2011年)

2011年10月4日に”Let’s talk iPhone”で発表。

同年、10月14日に発売。

 

10月4日に発表した次の日、スティーブ・ジョブズさんが膵臓癌でお亡くなりになられました、、彼の最後となるiPhoneの発表を見届けたようですね。

 

日本ではSoftBankのみ販売可能でしたが、auも販売可能になりました。前述した通り、iPhone4SよりSiriが追加されました。「音声を認識してWeb上で情報を拾ってきてくれる機能」ですね。また、iCloudも同時に追加となりました。クラウドサービスの名称で、「インターネット上にメールや写真などのデータを保存できる機能」ということは言わずもがなでしょう。現在のiPhoneの機能の土台が、このiPhone4Sで出揃ってきた感じですね。個人的にこのモデルのサイズ感がベストでしたね。iPhoneを持った手で、画面の左上や右上をそのままタッチするのがとても楽でした。

 

 

 

iPhone5(2012年)

http://cekhargahp.net/2017/06/harga-hp-apple-iphone.htmlより参照

2012年9月12日に発表。

同年、9月21日に発売。

 

3G通信からLTE通信となり、通信速度がより早くなりました。この頃はLTEの対応エリアが少なく、使用できる地域が制限されてましたよね。

Apple独自MAPがリリース。リリース当時は、お粗末なもので「パチンコガンダム駅」「スターバックス駅」などと変な表示が出たり、群馬県庁がボロボロの小屋で画像表示されてしまったりとか、、、悲惨なものでしたね。そもそも地図の精度も良くなかったですし、ちなみにGoogle MAPは同年の12月13日にリリースされています。

 

ディスプレイの大きさ  3.5インチ(iPhone4S)→ 4インチ(iPhone5)  +0.5インチ

厚さ 9.3mm(iPhone4S)→ 7.6mm(iPhone5) −1.7mm

重さ 140g(iPhone4S)→ 113g(iPhone5) −27g

 

また、充電器のスタイルも変わりドックコネクターからライトニングコネクターに変貌を遂げました。

充電器の見た目もゴツイものからスマートなものとなり、ネーミングもかっこいい感じになりました。

 

iPhone5S(2013年)

https://www.mobilegeeks.de/artikel/apple-iphone/より参照

2013年9月10日、iPhone5SとiPhone5Cが同時に発表。

同年、9月20日より発売。

 

iPhone5S、5Cからdocomoも販売可能に。カラーリングもホワイトとブラックの2色展開でしたが、スペースグレー、ゴールド、ブラックの3色展開へ。指紋認証センサーであるTouchIDを搭載。識別力は99.999%なんだとか。

http://www.tecnologiasmoveis.com.br/2013/10/os-novos-iphones-da-apple-5s-e-5c.htmlより参照

 

我々が普段、当たり前に使用しているTouchIDですが、

「指紋を認識する仕組み」は皆さんご存知でしょうか。

 

iPhoneの指紋認証では「静電容量方式」を採用しているんですが、そのためiPhoneのホームボタンの内側には、何万もの電極が埋め込まれております。

人間の指は普段から微量に汗をかいています。汗をかいていることで、わずかの電気を通すことができるようになっています。ゼラチンなどで指紋を型取ったとしても汗をかかないため電気を通さず、指紋としては認識されません。変な話、本人が亡くなってしまったあとに指紋認証してもムリ。指を切り取ってもムリ。「生きている」本人のみ。

 

また、指紋って凸凹していて人によって違いますよね。たった今、あなたがホームボタンに触れていることを想像してください。指紋の「凸部(皮膚がでっぱっている部分)」がホームボタンに近ければ近いほど、ホームボタン内側の電極に電気がたまっています。(この電極部分は、指紋の凹凸を認識するくらいなので”超”局所的)「凹部(皮膚が引っ込んでいる部分)」は必然的に遠くなりますよね。なので凹部は、電極に電気がたまりにくくなっています。

 

つまりホームボタンの内側にある電極と皮膚が近ければ近いほど電気をためるんです。この電気量の違いで指紋を認識しているようです。

 

 

iPhone5C(2013年)

http://lajkat.se/idag-fyller-iphone-10-ar-sa-trodde-experterna-att-det-skulle-ga/より参照

発表日、発売日共にiPhone5Sと同時。

 

カラーバリエーションが増え、ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーンの5色の展開となりました。一番人気はホワイトみたいですね。

 

iPhone5Sと比べ、価格が安くなっており機能が少し制限されております。TouchID非対応。iPhone5Sの価格が「16GBが199ドル、32GBが299ドル、64GBが399ドル」に対して、iPhone5Cは「16GBが99ドル、32GBが199ドル」でした。

 

背面は強化ガラスではなく、iPhone3GSまで使用されていたポリカーボネートが再採用されています。手触りは陶器っぽさがあり、ひんやりツルツルしていて気持ち良い感じです。

 

さいごに

これまでiPhone登場から前半の5年を振り返ってみました。新しいiPhoneが登場するたびに、驚かされる機能が追加されています。

 

iPhoneXもそう。FaceIDの機能が追加されました。ただ、このFaceIDの基幹(ドットプロジェクタ)の製造が遅れており、iPhoneXの初回出荷数が少なかったんですよね、、しかも2018年まで遅れるんだとか、、、

そしてこのドットプロジェクタやばいです。

https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=11137より参照

3万以上の目に見えないドットをユーザーの顔に投射するんです。3万以上のドットを顔に投射し、凹凸の違いによって人間を認識します。技術半端ない。想像を絶します。製造に遅れが出てしまうのもしょうがないと思えてしまいますね。それだけの量を無防備な顔面に投射されるのはなんかちょっと怖いですけど。

 

https://store.shopping.yahoo.co.jp/t-bravo/01-0844.htmlより参照

↑僕のドットプロジェクタのイメージ

 

僕個人としてもiPhoneを使い始めて10年弱なので、iPhoneXを思い切って購入するか検討中です。OSのアップデートとかもそうですけど、初期ロットに不具合がある可能性があるためある程度の日数を置いて購入するのが僕のポリシーなので、もう少し様子見しようかなぁと。

 

iPhone登場から最初の5年を振り返ってみました。

後半編に続きます。お楽しみに!

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